円弱含み、96円台前半〔NY外為〕（11日）【ニューヨーク時事】週明け11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、前週末に注目の米雇用統計をこなした材料出尽くし感が漂う中、1ドル＝96円台前半で弱含みに推移した。午後5時現在は96円24～34銭と、前週末同時刻（95円93銭～96円03銭）比31銭の円安・ドル高。
2月の米雇用統計が予想以上に堅調な内容だったことを受け、海外市場を通じてドルの強地合いが継続,iphone5 ケース レザー これに対し、寄せられた回答は「春一番＝５４％」「花粉症＝４６％」。ただ、この日は主要経済指標の発表がなく、欧米株価の底堅さなどを眺めて若干の円売り・ドル買いが誘われるにとどまった。
米雇用情勢の回復ぶりが鮮明となる中、目先は次回19、20日の米連邦公開市場委員会（FOMC）で当局が量的緩和策の行方についてどのような見解を示唆するかが焦点。一方、円の方向感をめぐっては、日銀の追加緩和観測を背景に引き続き下押し圧力が強い。新体制発足が来週に迫り、この日は次期総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行（ADB）総裁の参院での所信表明に注目が集まったが、市場の反応は限られた,前半、後半とも序盤に一気に攻撃を仕掛ける。
ユーロはジリ高。前週末のイタリア国債格下げなどを嫌気した売りが一巡し、取引終盤にかけて買い戻された。同時刻現在、対ドルで1ユーロ＝1．3040～3050ドル（前週末午後5時は1．3000～3010ドル）、対円では同125円51～61銭（同124円72～82銭）。（了）【関連記事】 〔マーケット情報〕株と為替の最新市況 【特集】為替相場の理と奔流～金融緩和で円、物価は？～ 【特集】今、ここにある「バブル」～生かされぬ教訓と性（さが）～ 【特集】その時、日本の首相は？！～「プラザ合意」からバブル経済へ～ 〔写真特集〕宰相の系譜～明治・大正から現在～
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